伯母のシンプルライフ

2018年04月21日
伯母のシンプルライフ

こんばんは。おーきちです。今日は伯母(夫の父親の姉)の家へ行ってきました。千里ニュータウンの大きな家に住む伯母。それまで私と伯母は季節の挨拶を交わす程度の付き合いでしたが、茶道がきっかけで関係が一転しました。

おーきちは高校時代 茶道部に所属していました。入部の動機は「お茶・お菓子を食べれるから」でしたが(笑)茶道の見立てがおもしろく、きものを着るのも楽しくて、なんだかんだで3年間楽しくやっていました。高校卒業後は茶道の機会がないまま社会人生活を送っていましたが、ある日、課長から「今度の外国の取引先に日本らしいおもてなしをすることになったんだけど、何かできない?」と言われ、私が茶を点てることに。しかし、私は道具を一切持っておらず(高校では道具、きもの一式は部の物を使っていた)、茶道や華道に精通している夫の伯母に事情を説明。道具ときものを借りて、また動作の指導もしていただき、外国の取引先におもてなしをすることができました。

高校卒業からウン年。『忘れているだろうな・・』と思いながら伯母に指導いただきましたが、意外にも体は覚えていて、あの頃の楽しさがよみがえりました。後日お礼に伺った際に「また茶道やってみようかな」と何の気なしに言ったら「じゃあ私のお古でよければ持って行って」と道具一式を土産にいただいてしまい(結構よさそうな品ばかりで・・さすが千里の大きな家)帰宅後かなり略式ではありますが夫に点てたところ大層喜んでもらえたので、以来ちょいちょい楽しんでいます。そして先月中旬、叔母から「使っていない道具ときものを揃えたから、よければいらして」と電話があり、今日ようやく都合が付いたので夫と一緒に千里の大きな家へ行ってきました。(千里ニュータウンについてはこちらを参照→「千里ニュータウンで土地を買って家を建てる」

伯母は「娘にと思ってあれこれ残してあるんだけど、娘は「そんなの使わない」「きものは着ない」って言うのよ。私もそろそろ生前整理をしようかな~って思っていたところだったから、もし嫌でなければ持って行ってちょうだい。必要なかったら遠慮なく処分していいから」と、道具、茶碗、きもの等、茶道に関する品々をいただきました。「好きであれこれ買い集めたけど、この年で沢山持っていてもしかたないからね。業者に引き取ってもらう方法もあるけど、どこの誰かわからない人の手に渡るより、私が知っている人に使ってもらえるのが一番だわ」「以前きものを貸した時、あなた、私と背格好そんなに変わらないから、このまま着て大丈夫だわって話したでしょう。あの時から、もし嫌でなければ譲ろうかなと考えていたのよ」と伯母。伯母も最近TVや雑誌、新聞などで「生前整理」や「断捨離」を見て、意識が変わったそう。シンプルライフや断捨離談義に花が咲き、私が持っているシンプルライフや断捨離関連の本をお貸しすることになりました。そして私は伯母から色々いただいたので、玉突き方式で不用品を家から出そうと思います。